杜を訪ねて

神社めぐりと出会った獅子・狛犬たちへの想いについて。また、時にはモノローグも。

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ぎんぎつね 12巻(おすすめ本)

本日はおすすめ本 「ぎんぎつね 12巻」のご紹介です。




ぎんぎつねは神使を視ることのできる神社の娘 まことを取り巻く人たちを、冴木神社を舞台にして描いているコミックスです。
この12巻では前の11巻からの続きで、これまで語られることの少なかったまことの父 達夫と今は亡き母 由子の出会いから結婚までをお狐様の銀太郎の回想という形で綴られています。

酒蔵の跡取りであった達夫は、漠然と五代目を継ぐものだと考えていたが、お酒を配達に行った神社の娘 由子と出会い好意を抱くようになる。なんどか出会いを重ねるうちに達夫のなかで由子との想いとは別に神社への興味が涌いてくるようになる。

酒蔵といえば、松尾様。お酒の神様ですよね。
松尾大社は渡来系の秦氏(はたうじ)の奉斎した神社で、秦氏が酒蔵技術に優れていたためお酒の神様として祀られるようになったという説もあります。そんな神様に近いところにいたこともあり、このまま家を継ぐべきか思い悩む達夫ですが、「神様と人との間を取り持つのが神主」であるという由子の言葉に、自分がやりたいこととして神様とともに生きる神主になりたいと決心します。(11巻まで)


そしてこの12巻では、達夫が由子に神主になって一生を共に一緒にいたいと告げるところから始まります。
達夫が家族に神主になりたいと話すと両親は賛成してくれ、最初は反対した姉も「自分が家を継ぐ」といい、その後も励ましてくれるようになります。お父さんとしては家業を継いでほしいという思いはあったのでしょうが、あまり自分の意見を言わない子であった息子が自分のやりたいことを見つけたことで応援をしてくれたのでしょうねぇ。

しかし、冴木神社の神主でもある由子の父にその考えを伝えると大反対をされてしまいます。
それまでは体が弱く友人も少なかった娘が達夫と付き合うようになってから生き生きとしてきたことから、二人のことを見守り、由子には家を無理に継ぐことはないと伝えた父ですが、酒蔵の跡取りである達夫が娘の為に家を捨てることには、相手の家に対しての申し訳なさがあったのでしょう。

その後、思い悩む達夫ですが、父や姉の後押しもあり、改めて由子の父に神主になり二人でこの場所を守っていきたいと告げます。
娘に跡取りである達夫をたぶらかしてまで一緒にいたいのかと叱責する父に、辰夫が放った一言。

「僕を… もらってください!!」

いやー、これまでの巻でもちょっと浮世離れしているけど優しいお父さんのイメージだった達夫ですが、やるときにはやるもんだねぇとちょっと感動しました。でもこのセリフ……笑えた。

その後、國學院大學に進み地元の神社に奉職した達夫はめでたく由子と結ばれるわけですが、その結婚式のシーンで銀太郎の回想は終わります。


代々続いた役割を伝えていくことにはいろいろな問題も出てくると思いますが、神社という人の想いが集まる場所というのは末永く残していってほしいと感じさせる過去編でした。




本日も皆様にとっていい一日となりますように。





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書評 | コメント:6 | トラックバック:0 |
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コメント

ぎんぎつね12巻、すてきなストーリーですね。K学院大学というところも妙にリアルで、きちんとおさえてあるなと思いました。アニメもよかったのですが、漫画も読んでみたいな、と思いました。
神様の御用人という小説もおすすめです
2015-07-13 Mon 07:39 | URL | 雨男博士 [ 編集 ]
こんにちは。
「ぎんぎつね」私も読んでます🎵
12巻出たんですね。早速読まなきゃ。
2015-07-13 Mon 13:16 | URL | 55スマイル [ 編集 ]
こんにちは。
お稲荷さんへ行くと、つい屋根を見てしまいます。
辰夫さん、やりますねぇ。
2015-07-13 Mon 22:53 | URL | つねまる [ 編集 ]
コメントをいただきありがとうございました。

國學院大學は神社検定で2度訪れているのですが、キャンパス内に神社もあるのにはびっくりしました。

神様の御用人面白そうですね。今度読んでみます。
2015-07-14 Tue 04:23 | URL | たっつん [ 編集 ]
コメントをいただきありがとうございました。

ぎんぎつね、ほっとしますよね。
久々の新刊でしたが、私はブック〇フでゲットしましたよ~。
2015-07-14 Tue 04:25 | URL | たっつん [ 編集 ]
コメントをいただきありがとうございました。

あれだけふてぶてしい(ゴメンッ)お狐さまだとちょっと参拝も怖いかも…。

達夫君、男だねぇとみなおしました。
2015-07-14 Tue 04:27 | URL | たっつん [ 編集 ]

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