杜を訪ねて

神社めぐりと出会った獅子・狛犬たちへの想いについて。また、時にはモノローグも。

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狛犬探訪ー埼玉の阿・吽たち (おすすめ本)

本日は私のおすすめ本のご紹介です。


狛犬探訪―埼玉の阿・吽たち (ウォッチング・ガイド)狛犬探訪―埼玉の阿・吽たち (ウォッチング・ガイド)
(2003/05)
久保田 和幸

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さきたま出版社



私などはこのタイトルを見ただけで心躍ります。
「狛犬探訪」
そう私の神社巡りのメインテーマなんですね。

筆者の久保田和幸氏はあの有名な参道狛犬研究会の会員でいらっしゃり、埼玉県の神社二千数百社を訪れた結果を元にして、本書をまとめられました。

本書は氏の狛犬に対する私見と埼玉の狛犬さんたちについての詳しいデータの2部構成になっています。

私見の中では、狛犬さんを座り犬タイプと立ち犬タイプに大別し、さらに座り犬タイプは尻尾の形で、また立ち犬タイプはそのスタイルから細かく分類していらっしゃいます。

ここで注目すべきは尻尾の形。

私は狛犬さんを撮る時に必ず後方からのショットを撮るようにしているのも、狛犬さんの「もう一つの表情」として尻尾の造形に魅かれているからなんです。

神社巡りを始めた頃はそんな意識は全くなかったのですが、いろいろな狛犬さんと出会っているうちに、顔の表情だけでなく、尻尾の形がさまざまであり、そこにその狛犬さんの個性が色濃く出ているのに気づき、構図的に撮影が難しい場合を除いては必ず後方からのショットを撮るようにしています。

本当に尻尾だけを見ていてもその造形の見事さとか毛の流れ具合だとか、見あきることはありません。

余談ですが、狛犬さんの後方からのショットを撮るようになってから気づいたことで、親狛のドッシリしたお尻に対して、子狛の「プリッ」としたお尻に出会うとそれはもうナイスな気分になりますね。本当にかわいさひとしおですよ。機会があったら子狛にも注目して見てくださいませ。


また、石工の作風についても触れられているのですが、本来狛犬さんは阿(獅子)と吽(狛犬)に分けられ、獅子=ライオン・狛犬=想像上の動物であり、どちらも昔の日本人は見たこともないものからそれぞれの石工のイマジネーションで作り上げてきたものですので、その石工の個性が表れて非常に面白いものです。

それぞれの地域の神社をまわっていると、「あれ、この狛犬さんの雰囲気さっきの神社の子と似ているなぁ」なんてことがあり、同じ石工の作品だったりするんですよね。狛犬さんが鑿から削り出される姿は、それぞれの石工が知恵を絞って生み出された物であり、石工だけでなく奉納者の想いも込められていると思います。



埼玉県の狛犬さんのデータについては、巻末に市町村別に細かいデータが載せられており、埼玉県の狛犬さんをまわられる方にとっては心強い味方になってくれると思います。

地域的に埼玉県をまわれない方でも、「心に残る狛犬たち」として写真入りでピックアップされており、その写真と筆者の狛犬さんへの想いを読むだけでも面白い内容となっています。



私は以前埼玉県内を仕事で回っていたので、埼玉県は多少土地勘もあり、本書で紹介されている地名を見てもここにこんな狛犬さんがいるんだと改めて驚くとともに、その当時もっと神社めぐりをしていればよかったと多少の後悔もあります。

そんな気持ちを払しょくするため、本書を参考に時々埼玉県にも足を運ぶのですが、今回12月の神社巡りも本書から選んだ神社を巡ってまいりました。


では、明日からの12月の神社巡りのご紹介をスタートさせていただきます。
今回はどこに行ったのでしょうか…。


お楽しみに~!!






本日も皆様にとっていい一日となりますように。





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テーマ:本の紹介 - ジャンル:学問・文化・芸術

書評 | コメント:4 | トラックバック:0 |
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コメント

素敵な図書の紹介ありがとうございます。最近は、考古学の世界でも狛犬関係の論文をみたことがあります。今後ますます増えるかもしれませんね。
でも大切なのは、狛犬を追いかける気持ちですよね.
2013-12-21 Sat 20:16 | URL | 雨男博士 [ 編集 ]
コメントをいただきありがとうございました。

まだまだ狛犬関連の本というのは少ないようで、「狛犬」の文字を見ると思わず手に取ってしまう私です。

本当に神社と狛犬めぐりは、ライフワークになってます。
2013-12-21 Sat 23:06 | URL | たっつん [ 編集 ]
こう言うのがあるとうれしいですよね♪

おいらがライフワークにしている
『和泉西国三十三ヶ所霊場』とかのハンドブック
発売されないかな(笑)
2013-12-22 Sun 02:50 | URL | ジャズマンひろくん [ 編集 ]
コメントをいただきありがとうございます。

埼玉のお近くにお住まいでない方でも、十分に楽しめる内容になってます。

ご希望の本、出版されるといいですね。
2013-12-22 Sun 06:46 | URL | たっつん [ 編集 ]

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