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杜を訪ねて

神社めぐりと出会った獅子・狛犬たちへの想いについて。また、時にはモノローグも。

MX 復活!!

みやもとかずよしさんの「こまいぬ」本との出会いは、衝撃的でした。

モノクロで表現された狛犬さんたち。
なんと生き生きしているんだろうと。

何回か書いていますが、学生時代白黒の自家現像にはまっていて、あの当時の愛機を久しぶりに引っ張り出してみました。

ASAHI PENTAX MX
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多分、もう20年近く使っていないで、ずっとしまいっぱなしでした。

MXは露出もマニュアルで、当時は当たり前でしたが手巻きのマニュアルフォーカスと全てがマニュアルでしたので、結婚して子供が生まれると私の腕ではなかなかシャッターチャンスに対応できず、まず一眼のオートフォーカス機に、そしてデジタル一眼へと愛機が移ってしまい、日の目を見ることはありませんでした。

今回、久しぶりにケースから引っ張り出して、恐る恐るシャッターを切ってみる。

「カシャーン!!」

懐かしいフォーカルプレーンとミラーの戻る時のシャッター音です。

ちゃんと動くかな?

裏蓋を開けて、絞りやシャッタースピードを変えてみる。

と、低速シャッターで、シャッター幕が引っかかってしまった。
高速シャッターでは問題ないのに、やはりだめか。

なんとか修理できる可能性はないか、ネットで調べましたが、あまりはかばかしくありません。

その日はそこまでにして、いったんしまいました。

翌日、改めて作動の確認をすると、低速シャッターでもシャッター幕が引っかかることなくちゃんと切れたのには一安心。やはり、長いこと使っていなかった為の影響だったのか。

どの程度、上手く機能するのか、試し撮りをしなければと思いつつ、これも昔つかっていたグリップを装着。
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このMXは、発売当時OLYMPUSのOM-1という機種と、最軽量・最小型を争っていて、大きめの私の手ではフォールディングしにくいので、このようなグリップを付けて撮っていました。

ヨ〇バシカメラで、フィルムも買ってきました。ネオパンとトライX。フィルム売り場に行くのも何年ぶり?の世界で、まだこれだけ数が出てるんだと驚いてしまいました。

ピーカン(フィルムが入っているプラスチックの容器)を開けると、懐かしいフィルムの匂い。

MXにつめてみました。
3

試し撮りを兼ねた、MXの再デビューを今回の京都旅行で果たすつもりでしたが、取りやめとなってしまいました。


3月12日、家で1人でニュースの見ているのがしんどくて、氏神様の日枝神社に。その勢いで谷保天満宮、八雲・八幡神社にと足を運び、EOSと併用して狛犬さんをファインダーにおさめまくりました。

近視に加え、最近現象のせいか、以前よりもピントを合わせるのがきつくなってます。しかし、かえってそのことが、狛犬さんの顔をまじまじと見つめる結果となり……。

私の中で、何かがムクムクと湧き上がってきました。

To be continued

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テーマ:モノクロ - ジャンル:写真

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